とけるネットがオススメする本
とけるネットがみなさんにオススメするいくつかの本をご紹介します。書きたい本が見つからない人。
書きやすい本を探している人はどうぞこの本を参考にしてみてください。 |
1.文学系
文学系と言うのは要するに芥川龍之介、川端康成、夏目漱石などなど、いわゆる正統派です。わたしは伊藤左千夫の「野菊の墓」について書いたことがあります。純恋愛文学ですね(笑)。
文学系を選びたい場合の注意点をあげます。
まず、長いものはやめましょう。好きなのならともかく、普段文学を読んだことがない方の場合は長いのは大変です。 わたしでさえ、だめです。三島由紀夫の「禁色」の感想文を書くのは無理でしょう(まあいろんな意味でも 笑)
私のおすすめは芥川龍之介の短編です。芥川龍之介は数点、童話のような少年文学を書いてます。それは短いし、児童用なのでとても読みやすいです。蜘蛛の糸、杜子春、トロッコなどです。
aちなみみに野菊の墓も短い方です。文学系を選ぶメリットはここにあります。作品集みたいなのに、短いものがたくさんあるのです。 短いわりにテーマが重いためネタが思いつきやすいです。先生受けも良いでしょう。 他にも太宰治など。お父さんお母さんの本棚から探してみてはどうでしょうか。
・注意点
なるべく若い人が主人公のを選びましょう。 というのは、主人公が若いとやっぱり読者対象年齢も若いのです。「羅生門」の下人も思春期の少年なんだそうです(わたしはおじさんだと思ってたが・・・)。にきび、ですからね。
さらに、理解できない可能性というのを考えなければなりません。文学は要するに言葉が難しいです。古い作品が多いですからね。理解できない場合は例えば学校でやったものを選ぶと良いかもしれません。 高瀬舟(森鴎外)、なんかは教科書に載っているし、いい題材だと思います。江戸時代であることや、主人公の年齢が高いことはあんまり問題にならないからです。教科書に注意書きが書いてあるので理解の助けになります。高瀬舟はお勧め。あとでのべる「現代の問題と結びつける」ことも可能ですから。
他の方法として、アニメビデオと言うのがあります。
さすがに禁色や仮面の告白はありませんでしたが(笑)、潮騒(この三つどれも三島由紀夫)はアニメになっていました。そういうので粗筋を知っておくと楽かもしれません。 ただここまで宿題に時間と金をかけたくないですが(笑)。でもためにはなるとは思いますよ。あとは児童用の絵本っぽいやつ読むとかね。
文学系を選ぶメリットは、文学に触れられる、という点が一番大きいと思います。短いものでも純文学に接するということは色々な知恵をもたらしてくれます。 文学初心者は芥川龍之介の少年短編。または我輩は猫である、の子供用など。中級者は太宰治の人間失格などの暗いもの。ネタが思いつきやすいです。上級者は三島由紀夫の禁色でも頑張ってください(笑)。嘘です。すいません。文学上級者はこんなサイト見なくても書けるでしょう(無責任)。
2普通系。
普通系はちょっと難しいのです。(普通すぎて
笑) 普通と言うのは、文学よりもうちょっと今風の奴です。直木賞を思い浮かべるといいかもしれません。 普通、というのでかなり範囲が広いです。村上龍が普通かはちょっと不明(笑)。 三田誠広や三木卓ぐらいは入ります。小学校や、中学校の教科書に出てきた奴を思い浮かべてほしいと思います。宮沢賢治は微妙なところ。難しいから。 普通系で一番大事なのは、何度も読み直すことだと思います。今はこれしかいえません。
3流行物系
流行物、というのはいわゆるベストセラーです。また、書く本が決まっている場合もここに入ります。 「世界の中心で愛をさけぶ」みたいに映画化されたものや、その年の流行。 この本はいい本ですが、クラスの大多数の人がこの本を選んでしまったようです。 大平光代の「だからあなたも生き抜いて」なども多そうですね。流行り物のデメリットは多くの人が選んでしまう、所です。指定読書感想文もです。つまり、普通の事を書いても目に止まらないんですね。ここに入るような流行物や指定物はちょっと違った目線で書いてみる。
わたしがはじめて「だからあなたも生き抜いて」を読んだときの書評の粗筋を話します。
――この本は不良になってしまった人、更生したい人にはいい本だが、今いじめられている子には合わないと思う。というのはこの本は自伝なので、どうしても反省が多くなってしまう。本当はいじめる方が悪いのにいじめられている自分に原因がある、と思ってしまう。たとえ理由があったとしてもいじめはいけない。でもそれをいじめられた人間がいうとそれは自分は悪くないという言い訳に聞こえる。だから、どっちにしても、不良のための本にしかならないと思うのだ。――
と言う感じです。
殆どの人がいじめの悲惨さを感じると思われるこの本を、こう言った視点で考えられる自分がちょっと悲しいけど(笑)、このように別の視点から見た読書感想文を書くと先生の目にとまると思います。ただ、そう言った場合批判的なことだけを書いたら逆効果です。特に正統派が好きな教師の場合は。いいところもたくさん書いた上で、ちょこちょこっと別視点のことを書くと、いい感じになると思います。要するにスパイスです。
指定はしかたありませんが、流行物はなるべくさけたほうがいいような気がします。
たくさんの人間が書いてしまうと、どんなにいい感想文ほどなんか見たことあるような感じに思われてしまいます。あんまり批判的なことばっかり書かないように気をつけましょうね。
4小学生系
赤毛のアン、とかいわゆる児童文庫などになっている本を指します。我輩や猫である、や野菊の墓も実を言うとあります。 小学生系は基本的にはお勧めです。というのは分かりやすく正統派である事が多いからです。 クレヨン王国シリーズなど、ちょっと童話ちっくなものは感想が書きにくいかもしれませんが、好きならばいいでしょう。
小学生系を書くときの注意は、感想も小学生にならないようにしましょう、というところです。普通の事を書いてしまうと子供っぽくなってしまうのが困り物です。文章が幼稚になってしまう人は避けたほうがいいかもしれません。小学生系でいいと思われるのはちょっと真面目な本です。 原爆関係や、歴史関係、伝記など。わたしが読んでよかったのは「ママともう一度呼んで」という小学校の図書室にあった本です。 これは小説ではなくドキュメンタリーで、ものすごく感動的です。 結局主人公の女の子は死んでしまうのですが、母や家族の愛というものを見直せるいい本です。 死、のような思いテーマは大人用だと難しすぎてしまうのですが、主人公の女の子が小学生だと容易に感情移入できると思うので、素直な気持ちを感じられると思います。難しそうなテーマを書くのには小学生系はいいと思います。ただし、文章はなるべく大人っぽくしましょう
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